チャグチャグ馬コ行進行事

チャグチャグ馬コ行進行事

行事の歴史及び内容

岩手県内では、馬を愛し、大切にする素朴な気持ちから、「馬」にちなんだ端午の節句に、農耕に疲れた愛馬を癒やし、無病息災を祈って馬の守り神である「蒼前神社」や「駒形神社」へお参りする風習「お蒼前参り」が生まれました。この蒼前参りの際に、小荷駄装束(参勤交代で江戸へ上る際に、幕府への献上品などの荷物を運ぶ馬を綺麗に着飾ったもの)を着せた馬を引くのが流行し、チャグチャグ馬コの原型が芽生えたと言われています。また、鳴り輪という熊よけのドーナツ型の大鈴を付けた馬も登場し、その鈴の音から「チャガチャガ馬コ」などと呼ばれるようになりました。

昭和5年に馬好きで知られる秩父宮殿下がご来県された際に、蒼前神社参詣後列を成して盛岡八幡宮の神前馬場で馬ぞろいをお見せしたところ大変な評判となったため、翌年からもお参りの後盛岡八幡宮まで行進し、開催するのが恒例となりました。

昭和23年には民間団体「チャグチャグ馬コ保存会」が結成(昭和25年には盛岡市農林課に事務局設置/現在は盛岡市、滝沢市、矢巾町の3市町で構成)。「伝統行事としてのチャグチャグ馬コ」の保存と「観光資源としてのチャグチャグ馬コ」の活用を目的に、パレードへのさまざまな工夫が施されるようになり、年を追って華やかな行事へ変化を遂げていきました。昭和33年には田植えの最盛期と重なる旧暦の5月5日から、晴れの特異日として知られる新暦の6月15日に開催日を変更し、初夏を彩る風物詩として全国的に知られるようになりました。また、昭和53年に文化庁から「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択され、平成8年には「チャグチャグ」となる鈴の音が、環境庁(当時)の「残したい日本の音風景100選」に選出されています。

平成13年からは、より多くの馬が参加でき、多くの人が観覧できるよう開催日を6月第2土曜日に変更しています。

行事主催者

チャグチャグ馬コ保存会

開催時期

毎年6月第二土曜日

※変更・中止等の場合もありますので行事主催者にご確認ください。

開催場所

岩手県滝沢市の鬼越蒼前神社から岩手県盛岡市の盛岡八幡宮まで
アクセス

  • 車/東北縦貫自動車道
  • 盛岡IC(東北縦貫自動車道)から滝沢市役所駐車場/総合公園体育館駐車場まで約5km(約10分)
  • 滝沢中央スマートIC〔ETC専用〕(東北縦貫自動車道)から滝沢市役所駐車場/総合公園体育館駐車場まで約3km(約5分)
    ※出発地の鬼越蒼前神社付近に駐車場はございません。
    最寄り駐車場の滝沢市役所駐車場/総合公園体育館駐車場に駐車いただき、鬼越蒼前神社行シャトルバスを利用ください。
  • 電車 JR盛岡駅下車
    ※盛岡駅前発着の無料シャトルバスをご利用ください。
    鬼越蒼前神社行 6:40~8:55まで10~20分間隔で出発
    盛岡駅行 9:50~満員になり次第運行

行事に関する連絡先

〒020-8530 岩手県盛岡市内丸12番2号
電話  019-613-8391
E-mail kankou@city.morioka.iwate.jp

行事HPアドレス

http://www.city.morioka.iwate.jp/kankou/kankou/umako/1007961.html

行事開催に関する写真

チャグチャグ馬コ行進(岩手銀行赤レンガ館前)

岩手銀行赤レンガ館前を行進するチャグチャグ馬コ

鬼越蒼前神社参り

チャグチャグ馬コ行進行事の元となった、鬼越蒼前神社のお参り。鬼越蒼前神社は今ではチャグチャグ馬コ行進行事のスタート 地点となっています。

チャグチャグ馬コの乗り手

祭りを一層盛り上げる名子役として、チャグチャグ馬コの背に乗り揺られる子ども。4時間もの行進のため、ぐっすり眠ってしまっています。

チャグチャグ馬コ装束

チャグチャグ馬コの魅力の一つである鈴の音。馬コが着る装束には約700個の鈴が飾られています。

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