行事の歴史及び内容
この行事は、昭和43年に妻籠宿の保存事業が始まったのを記念して毎年11月23日の『勤労感謝の日』に行われるようになりました。江戸時代(文化文政時代(の風習、風俗を現代に再現した行事であり、地元の人々約130名が武士・浪人・鳥追い女・駕籠かき・飛脚・虚無僧・農民などに扮し、江戸時代の面影を色濃く残す中山道妻籠宿の中を行列を成して歩きます。
行列の中でも、木曽馬に乗った花嫁と横を歩く仲人、周りを取り巻く長持を担いだ男衆の花嫁行列は、当時の風情が見事に再現され華やかで行列の見どころとなっています。
地元南木曽町内で飼育される希少な木曽馬の穏やかな性格と、愛らしい姿も相まって、カメラマンの格好の被写体となっています。
行事主催者
(公財)妻籠を愛する会
開催時期
毎年 11月23日
※変更・中止等の場合もありますので行事主催者にご確認ください。
開催場所
長野県南木曽町「妻籠宿」
アクセス方法
- 中央自動車道中津川インターから
中津川インターから木曽福島方面へ約30分
南木曽大橋を渡った直後の信号を右折し、500mで妻籠入口です。 - JR南木曽駅から 南木曽駅時刻表 おんたけ交通時刻表(馬籠・保神行き)
タクシー 10分 (南木曽観光タクシー TEL:0264-57-3133)
バス 10分
徒歩 40分
行事に関する連絡先
公益財団法人 妻籠を愛する会
〒399-5302 長野県木曽郡南木曽町吾妻2159-2
電話:0264-57-3513
行事HPアドレス
http://tumago.jp/season/201910/post-1.html
行事開催に関する写真
「木曽馬と花嫁」

文化文政風俗絵巻の一番の見どころである、木曽馬の背に揺られる花嫁
「宿場を練り歩く花嫁行列」

嫁入りする花嫁の様子を再現した花嫁行列が馬に乗る花嫁を先頭に中山道妻籠宿の中を往来する
「宿場を行く行列参加者」

江戸時代(文化文政時代)の町人に扮した行列参加者が、妻籠宿の中を練り歩く
「街道を行く代官」

代官に扮装した参加者が5街道のひとつ中山道を闊歩する
文化文政風俗絵巻之行列

文化文政風俗絵巻之行列と大きく書かれた幟旗を持ち行列の先頭を歩く参加者