神事 飯盛宮当流流鏑馬

お潮井取り行列

行事の歴史及び内容

飯盛宮当流流鏑馬は福岡市西区の飯盛神社で秋季大祭の奉納神事として毎年齋行されています。

飯盛神社は天孫降臨の砌 飯盛山に伊弉冉尊(いざなみのみこと)を齋き祀り遍く 生成化育“産霊”(むすび)の神として親しまれてきました。
流鏑馬(やぶさめ)も古く鎌倉時代 文永8年(1271)の古文書に“馬追い作料田云々”とあり 往時より行われていた事が伺えます。
また 明和7年(1770)の覚え書には“流鏑馬 慶安年中より始まり云々”とあり実に源頼朝公よりの歴代将軍家の糾方師範として代々糾方を伝承する小笠原家の流鏑馬を伝授戴いたのが 天保9年9月18日(1838)の事であります。

爾来 飯盛神社の射手として初代青柳七右衛門より8代 現在 山本伸幸を一の射手として 二の射手青柳繁貴 三の射手榊信一郎の三人を筆頭に50名の会員の中“飯盛宮当流流鏑馬保存会”を結成 代表者を渋田勝重として福岡市の無形民俗文化財の指定を受け 飯盛神社を始め 香椎宮 住吉神社 志賀海神社 現人神社 大分神社に奉納をしています。

“流鏑”と書くのは 鏑を飛ばすことで馬を馳せながら鏑を射る意味を文字にしたのであり 神前に於ける儀式として 三騎が三つの的を射る3×3の重陽の祝いを表すものであります。
射手は綾藺笠を被り 鎧直垂に射小手を着け 行騰・太刀を履き 箙を負い弓矢を持ちます。この服装は“あげ装束”とも謂い鎌倉時代の武士の狩装束です。約200メートルの馬場を馬を駆けさせながら三つの的を次々に射る勇壮な行事です。 五穀豊穣・国民安泰・世界平和を祈願して行う飯盛神社の流鏑馬は毎年恒例にて 10月9日午後1時 お汐井とりの行列から始まります。

行事主催者

飯盛宮当流流鏑馬保存会

開催時期

10月9日(おくんち)

※変更・中止等の場合もありますので行事主催者にご確認ください。

開催場所

福岡県福岡市西区飯盛609 飯盛神社馬場参道
アクセス
・地下鉄橋本駅徒歩10分
・西鉄金武線飯盛下車

行事に関する連絡先

〒住所819-0037 福岡市西区飯盛609番地飯盛神社
TEL:092-811-1329
Email iimori@msb.biglobe.ne.jp

行事HPアドレス

http://www.iimorijinja.jp/

行事開催に関する写真

お潮井取り行列

浄めの潮井、博多のしきたりです。早朝博多の浜より採取せし海砂を近くの日向川畔に飾り、遥拝式にて拝戴致します。 射手及び馬場を清めるお潮井です。

流鏑馬射手榊勇人17歳の勇士です。

流鏑馬射手として二年目です。当流宗家として九代目を世襲する若者です。

平騎射当社禰宜牛尾毎秀31歳です。

飯盛宮当流流鏑馬保存会の担い手として当社宮司世襲にて50代目を継承致します。

集合写真(令和元年10月9日)の諸役達70名です。

今上陛下御即位により、奉祝の万歳旗を捧持しての182回目の流鏑嗚奉納です。

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