行事の歴史及び内容
伊陸天神祭は、毎年4月の第1日曜日に柳井市伊陸地区の氷室亀山神社で開催される、菅原道真を祀る祭事です。
この祭は約180年前(1840年代)に五穀豊穣を願い始まった伝統行事で、牛が主役の珍しい祭で通称「牛天神」とも呼ばれています。
まず社殿で神事が行われ、それに続いて御神幸行列が神社から約400メートル先の御旅所までの参道を往復します。行列は稚児が騎乗したお先乗り馬が先導し、約80名の氏子が旗、指物、大小筒などの奉物を捧げ、絢爛豪華に着飾った寄進牛が鞍に幟を立てて御網代輿を引き、子供みこしとともに練り歩きます。伊陸天神祭には、例年約100名の人々が訪れます。
伊陸天神祭はこのように、伊陸地区の住民一人ひとりが支え、江戸時代より受け継いで来た、地元民の行事です。
行事主催者
伊陸天神祭奉賛会
開催時期
4月の第1日曜日
※変更・中止等の場合もありますので行事主催者にご確認ください。
開催場所
山口県柳井市伊陸5441 氷室亀山神社
アクセス:JR山陽本線柳井駅より防長交通バス経由で約45分
行事に関する連絡先
〒742-0021 山口県柳井市柳井3714-1
電話:0820-23-3655
E-mail:info@kanko-yanai.com
行事HPアドレス
行事開催に関する写真
お先乗り馬

寄進牛寄進牛

御網代輿

旅所の儀
