猪名部神社 上げ馬神事

猪名部神社 上げ馬神事

行事の歴史及び内容

毎年4月の第一、土 日曜日の2日間にわたり、猪名部神社では春の例大祭「大社祭」が開かれる。当日は「上げ馬」「流鏑馬」の両神事が奉納され、多くの見物客で賑わう。貴爪 な伝統行事として、平成14 (2002)年3月、三重県無形民俗文化財に指定された。

く大社祭の起こり>
大社祭は建久3 (1192)年、員弁郡司の貝弁三郎行網が源頓朝の上意に従い、青少年の士気を妓舞するために、流鏑馬の神事を奉納したのが始まりとされる。
建仁3 (1203)年、行綱に伊勢国の守設暗殺の濡れ衣を着せられる災難が降りかかった。疑いが晴れたのは猪名部神社の加護のおかげと、境内の一隅に上げ坂を築き上げ馬神事を奉納して以来、今日まで継承されてきた。

く心身を清め、参籠生活>
「乗り子」と呼ばれる騎手は高校1, 2年生で、北大社、南大社、長深、松之木の4地区から選出される。選ばれた乗り子の大半は乗馬経験がなく、祭礼の一カ月ほど前から、地区ごとに早朝や夕方の時間を当てて、馬に乗って走る練習が始まる。さらに、一週間前になると乗り子たちは家を離れ、区民館や集会所などで参籠生活に入る。朝晩の員弁川での禊ぎと、猪名部神社への参拝が欠かさず行われ、心身を清め、神の使いとして祭礼当日を待つのだ。

<氏子中の思いを胸に上げ馬に臨む>
乗り子の装束は色鮮やかな服帯に袴を腹き、矢箱を背負う武者姿。頭の花笠も手にする飾 り鞭も何もかも手作りされる。花笠は地区ごとに違っていて、北大社は「菖蒲」南大社は「鳳凰」長深は「牡丹」松之木は「松」が飾られる。
上げ馬は試楽祭(土曜日)では乗り子1人が2回、本楽祭(日曜日)では1回挑む。両日とも「乗り込み」「合駈」というウォーミングアップを行うが、「上げ馬」はぶっつけ本番なのだ。

上げ坂の高さは約2.5m。騎乗しても目線よりも高い。まさに絶璧が行く手に立ちはだかるのだ。その恐怖心を克服して、氏子中の思いを胸に乗り子は上げ坂を目指す。

行事主催者

東員町流鏑馬保存会

開催時期

毎年4月の第1土、日曜日(但し、1,2日の場合は8·9日)

※変更・中止等の場合もありますので行事主催者にご確認ください。

開催場所

猪名部神社(員弁郡東員町北大社)

公共交通機関でのアクセス:三岐鉄道北勢線東員駅から徒歩約15分
車でのアクセス:東員ICから約10分
駐車場:駐車場スペースが少ないため、公共交通機関をご利用ください

行事に関する連絡先

東員町教育委員会社会教育課
〒511-0295
三重県員弁郡東員町大字山田1700番地
電話 0594-86-2816(代表)
E-mail shakyo@town.toin.lg.jp

行事HPアドレス

http://www.inabe-jinjya.or.jp/

行事開催に関する写真

合駈(アイガケ)

坂上げ(本番)の前の練習

上馬

坂上げ本番

流鏑馬(ヤブサメ)

流鏑馬(ヤブサメ)の風景

渡御

坂上げが終わり流鏑馬場へ移動している

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