上西神社奉納牛突き大会

上西神社奉納牛突き大会

行事の歴史及び内容

全国でもわずか6地域でしか行われていない、牛と牛が角を突き合わせて闘う闘牛を、隠岐の島町では「牛突き」として古くから伝承しています。牛突きは、1221年の承久の乱により隠岐へ配流となった後鳥羽上皇を慰めるために御前で披露したのが起源とされ、800年近い歴史を誇っています。現在は年3回の本場所大会等を開催し、この貴重な伝統文化の保存・伝承につとめ、体験型観光や交流事業等の観光産業の目玉としても島外に向けアピールしています。

上西神社奉納牛突きは、毎年上西神社の祭りに併せて行われています。この牛突きは、1979年に上西神社拝殿の改築を記念して行われたのが始まりです。それまでの上西神社の境内地にも牛突きの土俵があり、上西地区を中心とする中条地域の牛が集まる牛突きが行われていました。1979年以降は鳥居の新築記念や、毎年の大祭に合わせて牛突きが行われていますが、遷宮などがあった年には、勝負が1番組まれることもありますが、そのほとんどは引分のみが組まれています。

この上西神社の他にも近隣には戦前からの牛突き場があり、中条地域では頻繁に牛突きが行われていました。大正5年に行われた大日本山林会の視察記念の牛突きも、この中条地域内で行われました。
戦前には、畜産が振興されるなかで、牛突きに勝った牛が市場で、高値がつくこともあり、牛突きが畜産振興に一役買っているとして紹介されました。

また、現在同様に当時も観光客のためにも牛突きが行われていました。牛突き場の多くは円形にくぼんだ地形の底に土俵を設けて牛同士を突かせ、観客はその斜面から観戦します。

上西神社奉納牛突き大会(11月中旬)のほか、一夜巌牛突き大会(毎年10月13日)、八朔牛突き大会(毎年9月1日)、牛突き夏場所大会(毎年8月15日)、といった大会があり、それぞれに主催する団体があります。各団体が協力し牛突きの保存・伝承に努めています。ぜひ観戦にご来島ください。

行事主催者

西郷牛突き保存会

開催時期

11月中旬

※変更・中止等の場合もありますので行事主催者にご確認ください。

開催場所

上西神社外苑牛突き場

行事に関する連絡先

住所:〒685-0027 島根県隠岐郡隠岐の島町原田1743-3
電話:090-7972-6669
E-mail:masahitookifd@yahoo.co.jp

行事開催に関する写真

大会関係者顔合わせ

牛の飼い主や綱とりが一堂に会し、顔合わせを行い正々堂々とした勝負と大会の成功を祈念します。

取組の様子

取り組みでは、鈍い音を立てながら激しく角を突き合います。牛の傍らには、「綱取り」がつき、掛け声をかけながら、引き綱を操ります。この「綱取り」の技術も勝敗に大きく影響します。

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