高山流鏑馬(こうやまやぶさめ)

高山流鏑馬

行事の歴史及び内容

肝付町高山で流鏑馬が始まったのは四十九所神社を創建した伴兼行の孫、伴兼貞が長元9年(1036年)に肝付郡の弁済使になってから100年位後になるようで、900年近い歴史があるとされています。

麓集落の中で継承されてきましたが、流鏑馬は日本全国で見られますが、高山の流鏑馬の一番の特徴は射手を中学生が年替わりで務めることです。8月の中旬に中学2年生の生徒1名が射手として選ばれ、1ヵ月余りの練習を経て本番を迎えます。

本番2日前には潮がけ神事が行われます。10kmほど離れた東串良町の柏原海岸まで歩き、潮で身を清めた射手と後射手(昨年の射手)は本番まで宮籠りし、世間と縁を断ちます。

稚児化粧、狩衣装束にあやい笠を身にまとい、弓受けの儀により神の使いとなった射手は神馬とともに馬場を疾走します。約330メートルの馬場を3回駆け抜けながら、合計9本の矢を放ちます。国家安泰、五穀豊饒、悪疫退散の願いを込められた荘厳な儀式が多くの人々の心を打ち、魅了します。

行事主催者

高山流鏑馬保存会(流鏑馬奉納神事)
高山やぶさめ祭実行委員会(付随する催事全体)

開催時期

毎年10月第3日曜日

※変更・中止等の場合もありますので行事主催者にご確認ください。

開催場所

四十九所神社前宮之馬場通り(鹿児島県肝属郡肝付町新富)
肝付町役場本所から徒歩4分

行事に関する連絡先

〒893-1402 鹿児島県肝属郡肝付町南方2643 肝付町産業創出課内
高山やぶさめ祭実行委員会事務局
電話 0994-67-2116
E-mail syoukou@town.kimotsuki.lg.jp

行事HPアドレス

https://kimotsuki-town.jp/event/3114.html

行事開催に関する写真

潮がけ神事

本番二日前には,志布志湾の柏原海岸へ「潮がけ」に行き,全員が身を清めて流鏑馬の成功を祈り,射手の父親は馬場を清める真砂を取ります。この後,射手と後射手の二人は,「宮籠もり」し、本番を待ちます。

弓受けの儀

四十九所神社の神殿では,神官から弓を受け取る「弓受け」の儀式があります。この儀式によって,射手は,神様が宿った状態になると言われています。

本番前

流鏑馬本番になり,お披露目と空走りのため,五色の房の付いた綾藺笠をかぶり,えびらを背負った若武者姿の射手が神馬に乗って鳥居前に現れると,境内や馬場を埋め尽くした観客から大きな歓声が上がります。

騎射

「馬廻し」が手綱を引いて,鳥居前を3周させた後,馬と射手の様子を見定めて出走させます。射手は,軍扇を高々と投げ上げ,白羽の矢を取り,弓を引いて一番的をねらいます。馬上で射手を護るのは,本人と馬との呼吸だけです。目の前に現れた的に鏑矢が命中したバシッという音と観衆の歓声が,射手の志気を高めます。射手は,次々と迫り来る大観衆と次の的への支度で必死です。騎射は一走に3回行い,これを3度繰り返して,合計9本の矢を放ちます。

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