野根八幡宮流鏑馬と名留川春日神社流鏑馬

野根八幡宮流鏑馬と名留川春日神社流鏑馬

行事の歴史及び内容

流鏑馬は野根郷の担当する行事で、鎌倉時代からの行事だと伝承されています。現在は農耕馬がおらず、流鏑馬行事保存協議会による運営となっていますが、ここでは昭和25年に書かれた記録により、本来の行事内容を記してみます。

野根郷を口郷と奥郷と二分し、毎年交替で流鏑馬を出します。馬は郷部の農家の飼育している農耕使役馬から選出します。

まず旧暦8月1日(八朔)に候補馬を出し、大道二本松にて1馬ずつ駒競べを行って走力の優れた癖のないものから流鏑馬2馬と従列1馬を選抜。この選抜に合格した馬が基の年の奉仕馬となります。奉仕馬には、翌年、八幡春日両神社所有の田を、流鏑馬には各2反づつ、従列には1 反の小作権が与えられます。

大祭の4日前に三頭の奉仕馬と乗り手は八幡宮に宮龍りし、大祭当日まで毎朝早朝八幡宮と名留川春日神社聞を懸け走ります。大祭前々日の4日には馬場見せの式があります。これは騎射の予行練習みたいなものですが、早くも見物人が集まってきます。

大祭当日の午後、御輿が宮入りを済ませると、境内では、流鏑馬、ウラテ、ホオト踊りなどの行事が始まります。流鏑馬は馬2頭が馬場を3回疾走し、狩装束の射手が馬上から3ヶ所(現在1ヶ所)の的に矢を射かけます。近郷近在から集まった縁者や見物人は、重箱に入れたごちそうを食べながら、行事を楽しく見物しました。

旧暦9月17日には同様の流鏑馬行事が名留川の春日神社でも行われます。旧暦時代では野根八幡宮大祭の翌々日に当たります。現在、流鏑馬がある所は希少です。

行事主催者

東洋町流鏑馬保存協議会

開催時期

【野根八幡宮祭】
日程:10月第1日曜日
時間:午後2時ごろから※流鏑馬が開始される目安の時間になります

【名留川春日神社祭】
日程:旧暦9月17日
時間:午後2時ごろから※流鏑馬が開始される目安の時間になります

※変更・中止等の場合もありますので行事主催者にご確認ください。

開催場所

【野根八幡宮祭】
場所:野根八幡宮

【名留川春日神社祭】
場所:名留川春日神社

行事に関する連絡先

住所:〒781-7414 高知県安芸郡東洋町大字生見758-3
TEL:0887-29-3037
E-mail:toyo-t@kochinet.lg.jp

行事HPアドレス

http://www.town.toyo.kochi.jp/contents/event.html

行事開催に関する写真

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