行事の歴史及び内容
日本文化の一つである「やぶさめ」は、武士の作法である「弓術と礼法を基にした弓馬礼法」として、馬上における「実戦的弓術」として、そして、将軍家の誕生祈願に係る「神社奉納行事」として、脈々と受け継がれてきました。
遠野における流鏑馬は、1334年、現青森県八戸市の櫛引八幡宮に根城南部氏第四代南部師行が奉納した流鏑馬が始まりとされ、現在も「遠野八幡宮」では南部流鏑馬神事がとり行われています。
全国やぶさめ競技遠野大会は、流鏑馬神事からの騎乗技術を学び、伝統を守りつつ、誰もが安全に楽しめるスポーツとして普及させ、馬に根ざした地域振興と馬文化の伝統を継承することを目的としています。
大会は、走路約190メートルで、幅約2.5メールのコースに、約55メートル間隔で3箇所の的を置いたコースで行われ、的中点数とタイムで競い合うため人馬一体となったスピード感は迫力満点です。また、出場者は、日本伝統の和装で出場することから華やかな衣装も見どころとなっています。
行事主催者
全国やぶさめ競技遠野大会実行委員会
開催時期
7月中旬
※変更・中止等の場合もありますので行事主催者にご確認ください。
開催場所
岩手県遠野市宮守町柏木平優遊広場
【列 車】JR釜石線 柏木平駅から徒歩5分
【自動車】釜石自動車道遠野宮守ICから7分
行事に関する連絡先
〒028-0592
岩手県遠野市中央通り9番1号
電 話 0198-62-2111
Email bajisin@city.tono.iwate.jp
行事開催に関する写真

オープニング

種目:団体戦の様子

種目:個人戦の様子