比和牛供養田植

代掻き

行事の歴史及び内容

比和の地に伝わる伝統芸能「比和牛供養田植」の歌曲は大拍子・植拍子があり、もともと出雲文化が流れてきたもので、伯者大山の信仰圏内で行われる信仰と音楽と労働の三要素を含む組織的な大がかりな神降ろしの儀式に用いられ、鳴り物揃いでにぎやかに行われた儀式田植です。

歴史とともに芸能愛好者の手によって現在まで伝承されてきたもので、古来より時代の移り変わりとともに身にまとう衣服は変わっても、太鼓打ちの技法が原型のまま伝承されているのが、比和牛供養田植の特色とされています。

先祖伝来の芸能を町民先祖の貴重な遺産として、また、生活の支えとして、正しい記録のもとに永く保存するため、古式に基づく大規模な牛供養田植を発表し、昭和四六年四月三十日付けで広島県無形民俗文化財に指定されたものです。以後、四年に一度、古式に基づき大規模な披露を続けており、全国青年大会出場や「全国みどりの愛護の日」のイベントで上皇の前で説明・実演を行ったほか、各地のイベントに数多く参加して保存・伝承活動を続けています。

また、伝承活動としては、一九八六年から比和中学校生徒全員で伝承活動に取り組み、毎年行われる「比和やまびこ祭」で披露しています。

行事主催者

比和牛供養田植実行委員会

開催時期

4年に1度の終期で披露。5月最終日曜日

※変更・中止等の場合もありますので行事主催者にご確認ください。

開催場所

庄原市比和町木屋原(庄原農協比和給油所西側付近)
〔備北交通高野線元常別上から徒歩1分〕

行事に関する連絡先

〒727-0301
広島県庄原市比和町比和1119番地l(比和町郷土芸能振興会事務局内)
TEL:0824-85-2111
E-mail:m-morishige37l@city.shobara.lg.jp

行事開催に関する写真

代掻き

田の中を牛が歩き回ることで田植えができる状態にすることを代掻きといい、連なる牛が一本の綱のように見えることから「綱手」と言います。一番牛を誘導し田の形に合わせて掻き残しが無いようにするため、「吾妻くだり」「鶴の巣籠り」等多くの代の掻き方があります。

代掻き

代掻きを行う牛には、飾り鞍を乗せ、「農宝」の幟を立てます。牛の安全や豊作を願い、つのには「大般若経」をさらしで巻いたものを結びます。

儀式田植(大拍子、植拍子)

サゲはまず供養唄(大拍子)から歌い出すと、綱引き役が田の両端と綱の中央にいて綱を引き始めます。早乙女はサゲの上唄に合わせて下唄を歌いながら綱に沿って苗を植えて行きます。

儀式田植(大拍子、植拍子)

大拍子、植拍子は供養田植のみに用いられる田植歌で、サゲのゆったりとしたリズムにのり大太鼓、小太鼓が打ち舞います。

リーフレット

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